ポンプ資料館​

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4.ダイナフローポンプの選び方

ダイアフローポンプを選ぶ際には、使用する液体の種類や量、運転条件などに合わせて最適なポンプを選定する必要があります。以下のポイントを参考に、最適なダイアフローポンプをお選びください。

 

1. 使用する液体に合わせた選定
  • 液体の種類
    ポンプが対応できる液体の種類を確認しましょう。液体の性質(粘度や温度、固形物が含まれているかどうか)により、適切なポンプの材質や性能が異なります。
  • 流量
    移動させたい液体の量を把握し、それに合ったポンプを選びます。もし液体が高粘度(濃い液体)の場合や、流量が少ない場合は、特別なポンプが必要になることがあります。
2. ポンプの設置条件
  • 配管や設置場所
    ポンプの設置場所や配管の長さによっても、選ぶべきポンプが変わってきます。吸い上げ高さや吐出圧などの条件を確認し、ポンプの性能を最大限に発揮できるような設置を心がけましょう。
  • 温度
    ポンプが耐えられる液体の温度も重要です。標準的なダイアフローポンプは60°Cまでの液体に対応していますが、特別な仕様では100°C以上の高温にも対応可能です。

 

3. 追加の選定ポイント
  • スラリー(固形物を含む液体)
     固形物を含む液体の場合は、スラリーの含有量や粒子の大きさに応じて、ポンプの性能や材質を選びます。耐摩耗性のある材質が推奨されます。
  • バルブや配管
    液体が逆流しないように、逆止弁(チェックバルブ)がついているかどうかや、配管の設置場所も重要です。吸込側や吐出側の配管に問題があると、ポンプの効率が下がる可能性があるため、しっかりと確認しましょう。
4. 試運転やテスト

新しいポンプを導入する際は、テスト機を使用して実際に液体を移送することで、ポンプの適合性を確認することができます。実際の使用環境で試すことで、確実な選定が可能になります。

 

 

 

用語の説明
  • 吐出圧: ポンプが液体を送り出すときにかかる圧力のことです。
  • 揚程: ポンプが液体をどれだけ高い場所に持ち上げられるかを示す高さのことです。
  • 粘度: 液体の濃度や、どれだけ流れにくいかを表す数値です。
  • 自吸高さ: ポンプが自動で吸い上げられる水の高さです。

4.ダイナフローポンプの選び方

ダイアフローポンプを選ぶ際には、使用する液体の種類や量、運転条件などに合わせて最適なポンプを選定する必要があります。以下のポイントを参考に、最適なダイアフローポンプをお選びください。

1. 使用する液体に合わせた選定
  • 液体の種類
    ポンプが対応できる液体の種類を確認しましょう。液体の性質(粘度や温度、固形物が含まれているかどうか)により、適切なポンプの材質や性能が異なります。
  • 流量
    移動させたい液体の量を把握し、それに合ったポンプを選びます。もし液体が高粘度(濃い液体)の場合や、流量が少ない場合は、特別なポンプが必要になることがあります。
2. ポンプの設置条件
  • 配管や設置場所
    ポンプの設置場所や配管の長さによっても、選ぶべきポンプが変わってきます。吸い上げ高さや吐出圧などの条件を確認し、ポンプの性能を最大限に発揮できるような設置を心がけましょう。
  • 温度
    ポンプが耐えられる液体の温度も重要です。標準的なダイアフローポンプは60°Cまでの液体に対応していますが、特別な仕様では100°C以上の高温にも対応可能です。
3. 追加の選定ポイント
  • スラリー(固形物を含む液体)
     固形物を含む液体の場合は、スラリーの含有量や粒子の大きさに応じて、ポンプの性能や材質を選びます。耐摩耗性のある材質が推奨されます。
  • バルブや配管
    液体が逆流しないように、逆止弁(チェックバルブ)がついているかどうかや、配管の設置場所も重要です。吸込側や吐出側の配管に問題があると、ポンプの効率が下がる可能性があるため、しっかりと確認しましょう。
4. 試運転やテスト

新しいポンプを導入する際は、テスト機を使用して実際に液体を移送することで、ポンプの適合性を確認することができます。実際の使用環境で試すことで、確実な選定が可能になります。

 

 

 

用語の説明
  • 吐出圧: ポンプが液体を送り出すときにかかる圧力のことです。
  • 揚程: ポンプが液体をどれだけ高い場所に持ち上げられるかを示す高さのことです。
  • 粘度: 液体の濃度や、どれだけ流れにくいかを表す数値です。
  • 自吸高さ: ポンプが自動で吸い上げられる水の高さです。
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