性能曲線の見方

吐出圧力と吐出量の関係を示した図が性能曲線です

<例> 供給空気圧0.5MPaで吐出量20 l / min の時の吐出圧は?

横軸上20 l / min のラインと、空気圧0.5MPaの曲線の交わった点 ( 交点A ) の縦軸の値が吐出圧力となります。 その時の空気消費量は、以下のように前記交点Aと左右の空気消費量の曲線との按分比例で計算します。 まず、交点Aを通り横軸と平行な直線を引きます。その直線と空気消費量の曲線 200 Nl / min 及び、300 Nl / min との交点C、Dを求めます。その時の空気圧は次の式により求められます。

{ 200 Nl + (300 Nl - 200 Nl)×CA / CD }  ( Nl / min )

※ Nl(Normal Liter)とは、圧縮空気量でなく大気圧換算での空気量。
  加圧していない標準大気圧下での体積で、1分間に何リッター流れているかを示しています。